フォントの比率を活用する

フォントの比率を活用する

 

前回「MSゴシックとMSPゴシックの違い」をご紹介しました。
何気なく使用しているフォントに、様々な違いがあることを知っていただけたと思います。

さて、今回はフォントの形だけでなく比率についてご紹介します!

 

フォントの3つの形

活用術を紹介する前にフォントには3つの形があることはご存知でしょうか。
フォントには「正体(せいたい)」「長体(ちょうたい)」「平体(へいたい)」と3つに分けられています。
3つの形を簡単に説明すると、

正体:文字が一番美しく見える形

正体:文字が一番美しく見える形

「正体」が一番美しく見えるようになっています。

長体:横幅を縮めた形

長体:横幅を縮めた形

※「正体」とフォントサイズは同じで、縦の比率を半分にしています。
横書きの場合で、1行に収まらない場合などに使用されています。

平体:横幅を広げた形

平体:横幅を広げた形

※「正体」とフォントサイズは同じで、水平の比率を1.5倍にしています。
縦書きの場合で、1行に収まらない場合などに使用されています。
新聞などの縦書きは、読みやすくなるよう若干「平体」になっています。

 

比率を活用すると・・・

「正体」「長体」「平体」をそれぞれの場面によって使い分けることで、
同じ文書上もより見やすさが変わってきますが、行に収めようとして極端に比率を変更すると、
文章が読みづらくなります。
しかし、比率を変更してもできるだけ「正体」に近づけることで文章が見やすくなります。

1.正体(縦横比率100%)

正体(縦横比率100%)

2.正体から横幅を95%にしたフォント

正体から横幅を95%にしたフォント

3.正体から横幅を50%にしたフォント

正体から横幅を50%にしたフォント

 

同じ文章で、比率を変えたものです。
正体にできるだけ近く、なおかつ単語が収まっている「2.」が見やすいのではないかと思います。

このように場面によって比率を変えることでデザイン性が大きく変わってきますので、
ぜひ活用してみましょう!


2015年7月1日